carpet

minecraft : 1.20.1
carpet : 1.4.112+v230608

このドキュメント内では[]を設定必須の値、<>を必須ではないが設定しなかった場合デフォルトの値が入力される値とする。 編集段階で未解決なものはストライクラインで示す。

以下はこのリポジトリ内で作成されているcarpetおよびそのaddonのリストである。

moddownloaddocumentdocs-JP
carpetmodrinth
curseforge
github
wikihere
carpet TIS additionmodrinth
curseforge
github
docsTIS
carpet extramodrinth
curseforge
github
docsextra
gugle-carpet-additionmodrinth
curseforge
github
docsGCA
intricarpetmodrinth
github
docsintri

目次

general
rules
command
update-logs
  • latest
    version : v1.0.1
    minecraft : 1.20.1
    carpet : 1.4.112+v230608
  • previous

general

carpet

  • /carpet
    現在変更されているcarpetの設定、導入されているcarpetのバージョン、カテゴリーを表示する。

  • /carpet list <category>
    利用できるcarpet ruleをすべて表示する。<category>を指定した場合、紐づけられたruleを表示する。

  • /carpet list default
    carpet.confに記録されているルールを表示する。

  • /carpet setDefault [rule] [value]
    [rule]で指定したcarpet ruleのデフォルトの値を[value]で指定した値にする。

    /carpet [rule] [value]を使用し値が正常に変更された場合、通知とともにそえられるchange permanently?を右クリックすることでその値がすでに入力されたコマンドが準備される。

  • /carpet removeDefault <rule>
    [rule]で指定したcarpet ruleのデフォルトの値をcarpet.confから削除し、初期値にする。

rules

全てのルールは/carpet [rule] <value>によって変更することができる。

allowSpawningOfflinePlayers

オフラインのプレイヤーを召喚できるかを設定できる。 オフラインのプレイヤーは/player [mcid] [spawn | shadow]によるものではないことを確認。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

antiCheatDisabled

バニラ標準のアンチチートを無効化する。アンチチートにはプレイヤーのリーチ制限や移動量制限などが含まれ、それぞれが数値上の最大値まで許容することができるようになる。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

carpetCommandPermissionLevel

/carpetコマンドを使用できるパーミッションレベルを指定する。opsでは/opで付与された人のみであるが、2 4はそれぞれの数値以上のパーミッションを保持しているプレイヤーにが使うことができる。

  • 初期値 : ops
  • 使用できる値 : ops 2 4

carpets

carpetを置くことで権限のない人でも特定のコマンドのみ使えるようにする。以下は使用できるコマンドのリストである。

colorcommand
gray/info block ~ ~-1 ~
black/spawn entities
brown/distance from ~ ~ ~ /distance to ~ ~ ~
pink/spawn list ~ ~-1 ~

chainStone

チェーンを長いほうの端でスライムのように接続でき、かつほかのブロックとも接続できるようにする。stick_to_allを指定するとすべての方向について接続する。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false stick_to_all

cleanLog

どのログがどのように消されるかは謎。

クライアントのみ

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

commandDistance

/distanceを使用できるプレイヤーを指定する。true falseではopの所持の如何を問わず指定することができる。

  • 初期値 : true
  • 使用できる値 : true false ops 0 1 2 3 4
  • 関連項目

commandDraw

/drawを使用できるプレイヤーを指定する。

  • 初期値 : ops
  • 使用できる値 : true false ops 0 1 2 3 4
  • 関連項目

commandInfo

/infoを使用できるプレイヤーを指定する。

  • 初期値 : true
  • 使用できる値 : true false ops 0 1 2 3 4
  • 関連項目

commandLog

/logを使用できるプレイヤーを指定する。

  • 初期値 : true
  • 使用できる値 : true false ops 0 1 2 3 4
  • 関連項目

commandPerimeterInfo

/perimeterinfoを使用できるプレイヤーを指定する。

  • 初期値 : true
  • 使用できる値 : true false ops 0 1 2 3 4
  • 関連項目

commandPlayer

/playerを使用できるプレイヤーを指定する。

  • 初期値 : ops
  • 使用できる値 : true false ops 0 1 2 3 4
  • 関連項目

commandProfile

/profileを使用できるプレイヤーを指定する。

  • 初期値 : true
  • 使用できる値 : true false ops 0 1 2 3 4
  • 関連項目

commandScript

/scriptのscript作成を使用できるプレイヤーを指定する。

  • 初期値 : true
  • 使用できる値 : true false ops 0 1 2 3 4
  • 関連項目

commandScriptACE

/script load /script runを使用できるプレイヤーを指定する。appが実行するときのopレベルでもある。

  • 初期値 : ops
  • 使用できる値 : true false ops 0 1 2 3 4
  • 関連項目

commandSpawn

/spawnを使用できるプレイヤーを指定する。

  • 初期値 : ops
  • 使用できる値 : true false ops 0 1 2 3 4
  • 関連項目

commandTick

/tickを使用できるプレイヤーを指定する。

  • 初期値 : ops
  • 使用できる値 : true false ops 0 1 2 3 4
  • 関連項目

commandTrackingAI

/trackを使用できるプレイヤーを指定する。

  • 初期値 : ops
  • 使用できる値 : true false ops 0 1 2 3 4
  • 関連項目

creativeFlyDrag

クリエイティブにおける空気抵抗(慣性の減衰度合い)を設定する。0で一切減衰せず、1でBEのようにストッピングができるようになる。

クライアントのみ

  • 初期値 : 0.09
  • 使用できる値 : 0.00 ~ 1.00

creativeFlySpeed

クリエイティブにおける浮遊時の飛行速度を設定する。

クライアントのみ

  • 初期値 : 1.0
  • 使用できる値 : double

creativeNoClip

クリエイティブにおける飛行状態でブロックを貫通できるようにする。 クライアントとサーバーの双方に設定があるため、同じ設定にしないと動作が不安定になる。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

creativePlayersLoadChunks

クリエイティブのプレイヤーが周囲のチャンクをロードするかを設定する。

スペクテイターモードについては/gamerule spectatorsGenerateChunks [true | false]によって設定可能。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

ctrlQCraftingFix

ctrlQによる一括排出をクラフトの結果欄でも機能するようにする。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

customMOTD

サーバー一覧に表示される情報をカスタマイズする。_のみでバニラのものを使用する。

  • 初期値 : _
  • 使用できる値 : string

defaultLoggers

サーバーに入ったときに表示するログの初期値。ただしsetDefaultを設定しないと再起動によって初期値に戻る。tps,mobcaps,counterのように、カンマで常げることでサジェストされたもの以外も指定できる。

  • 初期値 : none
  • 使用できる値 : string
  • 関連項目

desertShrubs

苗木が砂漠を含めた暑い気候および水のアクセスができない場所で枯れ木にする。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

explosionNoBlockDamage

爆発ダメージを起こさなくする。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

fastRedstoneDust

レッドストーンのupdate orderを複数回更新される場所を一回のみにすることで最適化がされる。

壊れる回路があるので注意。
  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

fillLimit

fillやcloneのブロック数制限を変更する。ただしバニラに同様の機能である/gamerule commandModificationBlockLimit [integer]があり、そちらの数値に上書きされる。

  • 初期値 : 32768
  • 使用できる値 : integer

fillUpdates

fillやclone、setblockによるblock updateを発生させないようにする。

WorldEditによる変更については//perf neighbors offによって可能。ただしこれはクライアント側であり、再ログインによってリセットされる。

flippinCactus

サボテンをメインハンドに持っている時、ホッパーやオブザーバーなど、方向をもつブロックの一部を右クリックするとその方向をupdateなしで回転もしくは反転できるようにする。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false
  • 関連項目

fogOff

ネザーにおよびエンドにおける霧を消すようにする。

クライアントのみ

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

forceloadLimit

/forceloadの上限を変更する。

  • 初期値 : 256
  • 使用できる値 : integer

hardcodeTNTangle

tntの着火時に起きる水平方向の移動の計算方式を変更する。デフォルトは-1.0であり、バニラのような座標依存のある疑似ランダムになる。0から2πの範囲でその回転を指定できる。

  • 初期値 : -1.0
  • 使用できる値 : 0.00 ~ 2π -1

hopperCounters

/counterを有効にする。詳しくはcounterを参照。

huskSpawningInTemples

ピラミッドではハスクのみがスポーンできるようにする。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

interactionUpdates

ブロックを置くときにblock updateを発生させないようにする。

  • 初期値 : true
  • 使用できる値 : true false
  • 関連項目

lagFreeSpawning

mobのスポーンを最適化する。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

language

carpetで使用する言語を変更する。

  • 初期値 : en_us
  • 使用できる値 : en_us fr_fr pt_br zh_cn zh_tw

lightningKillsDropsFix

MC-206922を修正する。 落雷がmobをキルした場合もmobがドロップすべきアイテムをドロップするようにする。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

liquidDamageDisabled

流体によるブロックの破壊を起こさなくする。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

maxEntityCollisions

一つのエンティティが持つ最大の当たり判定の数。0で無制限。非不整数でなければいけない。

  • 初期値 : 0
  • 使用できる値 : interger

mergeTNT

着火されたtntが同一のfuseを持つ場合それらを起爆したときに同様の爆発ダメージ及びモーメントを与える一つのエンティティとする。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

missingTools

ガラスの適正ツールがつるはしとなる。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

moreBlueSkulls

witherによって出される青いskullの確率を上げる。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

movableAmethyst

芽の生えたアメジストをピストンによって移動できるようにする。また、シルクタッチのついた適正ツールで掘られた場合にはアイテムとしてドロップするようにする。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

movableBlockEntities

block entityをピストンにより移動可能にする。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

optimizedTNT

tntが同じ座標や流体内で爆発したときの最適化をする。

perfPermissionLevel

/perfが使用できる権限を変更する。しかし/perfが確認できなかった。

  • 初期値 : 4
  • 使用できる値 : 2 4

persistentParrots

オウムがダメージをうけるまで常に肩に乗るようにする。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

piglinsSpawningInBastions

ピグリン、ピグリンブルート、ホグリンがピグリン要塞で自然スポーンすることができるようにする。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

pingPlayerListLimit

ping playerのサンプル数の上限を設定する。非負整数である必要がある。

  • 初期値 : 12
  • 使用できる値 : integer

placementRotationFix

プレイヤーが高速で視点を動かしたときに設置されたブロックが回転するバグを修正する。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

portalCreativeDelay

プレイヤーがクリエイティブでネザーポータルを通過するために必要な時間を設定する。単位はgt。

portalSurvivalDelay

プレイヤーがサバイバルでネザーポータルを通過するために必要な時間を設定する。単位はgt。

pushLimit

ピストンが押せるブロックの最大量を決める必要がある。

  • 初期値 : 12
  • 使用できる値 : 1 ~ 1024

quasiConnectivity

ピストンとドロッパー、ディスペンサーの準接続をおこさないようにする。

  • 初期値 : true
  • 使用できる値 : true false

railPowerLimit

レールの動力がどこまで動力を伝達できるかを設定する。

  • 初期値 : 9
  • 使用できる値 : 1 ~ 1024

renewableBlackstone

 溶岩流が青氷に流れるときブラックストーンを生成する。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

renewableCoral

サンゴに骨粉を与えることでサンゴブロック(ストラクチャー)になるようにする。expandedにするとウチワサンゴでも可能になる。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false expanded

renewableDeepslate

 通常の丸石製造機がy0以下で深層岩を生成する。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

renewableSponges

ガーディアンが雷に打たれるとエルダーガーディアンになるようにする。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

rotatorBlock

サボテンのはいったディスペンサーの正面に方向のあるブロックがあると、トリガーされたときに正面のブロックの方向を変える。ほかのアイテムがはいっているときはそちらが優先され、確率も含めサボテンは無視される。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false
  • 関連項目

scriptsAppStore

scriptをゲーム内でダウンロードするさいの場所を指定する。コンソールにおけるcdに同じ。github上の有効なパブリックリポジトリのリンクのみ受け付ける。noneとした場合無効になる。

  • 初期値 : gnembon/scarpet/contents/programs
  • 使用できる値 : string
  • 関連項目

scriptsAutoload

/scriptが有効になっている場合、serverがリスタートもしくはワールドが読み込まれたときに自動的に読み込まれるようにする。

scriptsDebugging

スクリプトのデバッグメッセージを表示するようにする。

scriptsOptimization

スクリプトを最適化する。

一部正常に起動しなくなるスクリプトがあることに注意。

sculkSensorRange

スカルくセンサーの振動を伝える半径を変更する。1から1024の整数値である必要がある。

  • 初期値 : 8
  • 使用できる値 : 0 ~ 72000

shulkerSpawningInEndCities

シュルカーがエンドシティーでリスポーンするようにする。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

silverFishDropGravel

シルバーフィッシュがブロックから抜け出すときに砂利をドロップするようにする。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

simulationDistance

サーバーのシミュレーション距離をこの値でオーバーライドする。0から32の間である必要があり、0にすると無効になる。

  • 初期値 : 0
  • 使用できる値 : 0 ~ 32
  • 関連項目

smoothClientAnimations

低いtpsでアニメーションをスムーズにする。さらにシングルプレイではtpsにあわせてプレイヤーの飛行速度が変動するようになる。

クライアントのみ

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

spawnChunksSize

スポーンチャンクの半径を指定する。0にするとスポーンチャンクを無効にできる。

  • 初期値 : 11
  • 使用できる値 : 0 ~ 255

stackableShulkerBoxes

中身のはいっていないシュルカーを地面になげたとき重ねることができる。2から64までの数値またはtrue falseのみを受け付ける。trueにすると64になる。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : string

structureBlockIgnored

ストラクチャーブロックが無視するブロックのidを指定する。複数指定することはできない。

structureBlockLimit

各軸に対するストラクチャーブロックのサイズ制限を変更する。値は48以上でなければならない。

値が大きい場合、負荷軽減の目的でstructureBlockIgnoredminecraft:airにすることを推奨。

ストラクチャーブロックが常に読み込まれていなければ正しく動かない。

structureBlockOutlineDistance

ストラクチャーブロックのアウトラインを視認できる距離を変更する。値は非負整数でなければならない。

クライアントのみ

summonNaturalLightning

/summon lightning_boltで召喚した稲妻が自然発生した稲妻と同様の効果を与えるようにする。帯電化や炎上など。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

superSecretSetting

2-7-883+3-4139+12391+2-2-2-1549+2-37-167+97-673+2-2-2-1549+89-139+3-3-1381+12391+89-139+2-2-13-239+3-4133+3-3-3-3-3-3-17+3-5-829+2-6197+3-29-313+3-3-3-1223+241-271

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

thickFungusGrowth

ネザーの菌類を3x3のベースがあるときに太いネザーの菌糸に成長するようにする。   falseで無効に、randomで6%の確率で太く、allで条件を満たしていればすべて太くなる。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : false random all

tickSyncedWorldBorders

ワールドボーダーの見た目の移動が現実時間ではなくtickをもとにするようにする。これによりtpsを変更するとそれに従って見た目上のスピードが変わるようになる。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

tntDoNotUpdate

tntが動力源のとなりに置かれたときに自身をupdateしなくする。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

tntPrimerMomentumRemoved

着火によるtntの横方向のランダムなモーメントを0にする。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

tntRandomRange

tntの爆発範囲をこの値に設定する。-1.0を除いて正の数でなければならない

carpet-TIS-additionを導入していない場合、optimizedTNTを有効にする必要がある。

  • 初期値 : -1.0
  • 使用できる値 : double

updateSuppressionBlock

アクティベータレールをバリアブロックの上に置くと、レールがオフになったときにneighor update stackが埋められる。この値はスタックに残すべき更新の量。

viewDistance

サーバーの描画距離をこの値でオーバーライドする。0にすると無効になる。

xpFromExplosions

xpをドロップするブロックはどんな爆発からでもxpをドロップするようにする。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

xpNoCooldown

xpの吸収のクールダウンを消すことができる。

  • 初期値 : false
  • 使用できる値 : true false

command

counter

/counter <color> <realtime | reset>ホッパーが羊毛を向くように設置されているとき、そのホッパーが回収したアイテムと有効になっている時間をカウントしそれらから効率を計算し表示する。羊毛16色を用いて16チャンネルを同時に使うことができる。

  • <color>
    割愛。複数選択はできない。選択しなかった場合すべての有効なチャンネルを表示する。
  • <realtime | reset>
    • realtime
      計測をtickベースからhourベースに切り替えて計算する。
    • reset
      指定したチャンネルもしくは指定しなかった場合すべてのチャンネルの計測をリセットする。
  • 関連項目

distance

/distance <from [coordinate]> <to [coordinate]><from>から<to>までの距離を複数の方法で測ることができる。正しく計算されると三つの距離空間に基づく値が表示される。ただし計算には入力された座標を小数第二位までに丸めて使用され、出力は小数第一位までとなる。距離の定義は後述。

  • <from [coordinate]>
    距離の始点を指定する。座標を入力する場合fromを入力する必要がある。絶対座標、チルダ表記法、キャレット表記法の全てを使うことができ、座標を指定しなかった場合~ ~ ~が補われる。

  • <to [coordinate]>
    距離の終点を指定する。座標を入力する場合toを入力する必要がある。絶対座標、チルダ表記法、キャレット表記法の全てを使うことができ、座標を指定しなかった場合~ ~ ~が補われる。

    <from [coordinate]>のみを入力した場合、その座標を保存して次回のコマンド使用時の始点として利用できる。

    距離空間と定義
    • Spherical
      ユークリッド距離で算出。 始点を \( P_1(x_1,y_1,z_1) \)、終点を \( P_2(x_2,y_2,z_2) \)とすると距離 \( d_S(P_1,P_2) \) は $$d_S(P_1 , P_2):=\sqrt{(x_1-x_2)^2+(y_1-y_2)^2+(z_1-z_2)^2}$$

    • Cyrindrical
      \( x \) 座標および \( z \) 座標のみを用いてユークリッド距離で算出。 $$d_C(P_1 , P_2):=\sqrt{(x_1-x_2)^2+(z_1-z_2)^2}$$

    • Manhattan
      マンハッタン距離で算出。 $$d_M(P_1 , P_2):=|x_1-x_2|+|y_1-y_2|+|z_1-z_2|$$

    minecraftではほとんどがユークリッド距離を利用している。CanSpawnAreaもユークリッド距離である。

  • 関連項目

draw

/draw [shape] [coordinate]で利用可能。[shape]の図形を生成できる。ときにはWorldEditに負ける。ほとんどにおいてWorldEditで代替可能であるが、diamondやconeなどはこれでつくったほうがはやいだろう。

WorldEditのように複数をランダムに指定することはできないが、あとからWorldEdit等を用いることでランダムに変更することができる。
  • [shape]
    • ball
    • cone
    • cuboid
    • cylinder
    • diamond
    • pyramid
    • sphere
  • 関連項目
shape
  • ball
    /draw ball [center] [radius] [block] <replace>で中が満たされた球体を生成する。
    • [center]
      生成物、ここでは球体の中心となる座標を指定する。絶対座標と相対座標のどちらも使うことができる。小数で入力した場合その座標を含むブロックの座標が選択される。
    • [radius]
      半径を指定する。値は0より大きい整数でなければならない。
    • [block]
      使用するブロックを指定する。
    • <replace>
      特定のブロック置き換えるかを指定する。指定しなかった場合全てのブロックを置き換える。
  • cone
    /draw cone [center] [radius] [height] [pointing] [axis] [block] <replace>で中が満たされた円柱を生成する。
    • [center]
      生成物の底面の中心となる座標を指定する。
    • [radius]
      底面の半径を指定する。
    • [height]
      生成物の高さを指定する。
    • [pointing]
      • down
        先端が[axis]の座標マイナス方向を向く。
      • up
        先端が[axis]の座標プラス方向を向く。
    • [axis]
      生成物がx軸を基準とする。
      • x
      • y
      • z
    • [block]
      描くブロックを指定する。
    • <replace>
      特定のブロック置き換えるかを指定する。
  • cuboid
    /draw cuboid [center] [radius] [height] [pointing] [axis] [block] <replace>で中が満たされた四角柱を生成する。
    • [center]
      生成物の底面の中心となる座標を指定する。

    • [radius]
      底面の一辺の長さを指定する。

      この値を半径とする円に外接し、一辺が各軸にそうような正方形が底面となる。
    • [height]
      生成物の高さを指定する。

    • [pointing]

      • down
        先端が[axis]の座標マイナス方向を向く。
      • up
        先端が[axis]の座標プラス方向を向く。
    • [axis]
      生成物がその軸を中心にする。

      • x
      • y
      • z
    • [block]
      描くブロックを指定する。

    • <replace>
      特定のブロック置き換えるかを指定する。

  • cylinder
    /draw cylinder [center] [radius] [height] [pointing] [axis] [block] <replace>で中が満たされた円柱を生成する。
    • [center]
      生成物の中心となる座標を指定する。
    • [radius]
      底面の半径を指定する。
    • [height]
      生成物の高さを指定する。
    • [pointing]
      • down
        [axis]の座標の負の方向に生成する。
      • up
        [axis]の座標の正の方向に生成する。
    • [axis]
      • x
      • y
      • z
    • [block]
      描くブロックを指定する。
    • <replace>
      特定のブロック置き換えるかを指定する。
  • diamond
    /draw diamond [center] [radius] [block] <replace>で中空の正八面体を生成する。
    • [center]
      生成物の中心となる座標を指定する。
    • [radius]
      中心からの最大距離を指定する。
    • [block]
      描くブロックを指定する。
    • <replace>
      特定のブロック置き換えるかを指定する。
  • pyramid
    /draw pyramid [center] [radius] [height] [pointing] [axis] [block] <replace>で中が満たされた円柱を生成する。
    • [center]
      生成物の中心となる座標を指定する。

    • [radius]
      底面の一辺の長さを指定する。

      この値を半径とする円に外接し、一辺が各軸にそうような正方形が底面となる。
    • [height]
      生成物の高さを指定する。

    • [pointing]

      • down
        [axis]の座標の負の方向に生成する。
      • up
        [axis]の座標の正の方向に生成する。
    • [axis]

      • x
      • y
      • z
    • [block]
      描くブロックを指定する。

    • <replace>
      特定のブロック置き換えるかを指定する。

  • sphere
    /draw sphere [center] [radius] [block] <replace>で中空の球体を生成する。
    • [center]
      球体の中心となる座標を指定する。
    • [radius]
      半径を指定する。
    • [block]
      描くブロックを指定する。
    • <replace>
      特定のブロック置き換えるかを指定する。

info

指定した情報を表示する。WorldEditによって完全に代替される予定であるとのこと。/info [block | entity] [target] <grep>で実行可能。<grep>によって表示する情報を制限することが可能。

  • [block | entity]

    • block
      [target]は表示したいブロックの座標となる。絶対座標もしくは相対座標を使うことができる。

    • entity
      [target]は表示したいエンティティとなる。一つのエンティティのみを選択する必要がある。

      carpet-tIS-additionを導入していない場合、/info entityは使用できない。

      ターゲットセレクタで指定する場合[limit=1]と追記することで一つのエンティティに絞ることができる。

  • 関連項目

log

/log [subject] <mcid>[subject]に関する情報をさまざまなところに表示する。

  • [subject]

    • counter
    • fallingBlocks
    • mobcaps
    • packets
    • pathfinding
    • projectiles
    • tnt
    • tps
  • /log clear
    全てのlogの表示を停止させることができる。

    /log [subject] clearとすることでそのlog表示を消すことができる。

  • <mcid>
    指定することでその人に表示させることができる。

  • 関連項目

subject
  • counter
    /log counter <color> <mcid>で特定のチャンネルに対して収集されたアイテム数とその効率、計測時間を表示する。
    • <color | clear>
      チャンネルを指定する。指定しなかった場合whiteもしくはそれが無効であるならばほかの有効なチャンネルが選択される。さらに有効なチャンネルが一切ない場合はwhiteが表示される。
    • 表示場所
      プレイヤーリスト
    • 関連項目
  • fallingBlocks
    /log fallingBlocks <brief | full> <mcid>でfalling blockの生成時のtickから消失時のtickまで、各tickの正確な座標とそれぞれのモーメントを表示する。
    • <brief | full>
      表現の方法を指定する。指定しなかった場合briefが指定される。
      • brief
        省略して表示する。ホバーすることで正確な情報が得られる。
      • full
        省略せずにすべてを表示する。
    • 表示場所
      チャット
  • mobcaps
    /log mobcaps <dimension | dynamic> <mcid>で利用可能。指定したディメンションのmobcapを表示する。
    • <dimension | dynamic>
      そのディメンションにおけるmobcapを表示する。指定しない場合dynamicが指定される。
      • dimension
        そのディメンションにおけるmobcapを表示する。カスタムディメンションをdatapack等であらたに作成した場合そのディメンションidが入力できるようになる。
      • dynamic
        自身のいるディメンションが自動的に選択され、ディメンションを移動すると表示されるディメンションも変わる。
    • 表示場所
      プレイヤーリスト
    • 関連項目
  • packets
    /log packets <mcid>で通信時のパケット量を単位を/sとして表示する.。Iがサーバーへ、Oがクライアントへのパケット量。
    • 表示場所
      プレイヤーリスト
  • pathfinding
    /log pathfinding [count] <mcid>で利用可能。pathfindingは行動探索であるが、どういった挙動を示すかは不明。
    • [count]
      おそらくlogに流すentityの量。
    • 表示場所
      わがらん
  • projectiles
    /log projectiles <brief | full> <mcid>で飛び道具、主にポーションや矢のentity生成時のtickから消失時のtickまで、各tickの正確な座標とそれぞれのモーメントを表示する。なにかに当たったとき、その座標も表示する。
    • <brief | full>
      表現の方法を指定する。指定しなかった場合briefが指定される。
      • brief
        省略して表示する。ホバーすることで正確な情報が得られる。
      • full
        省略せずにすべてを表示する。
    • 表示場所
      チャット
  • tnt
    /log tnt <brief | full> <mcid>でtntが爆発したとき、いつ、どこで、誰によって、ベクトルの始点がどこであるかを表示する。
    • <brief | full>
      表現の方法を指定する。指定しなかった場合briefが指定される。
      • brief
        省略して表示する。ホバーすることで正確な情報が得られる。
      • full
        省略せずにすべてを表示する。値がより詳細になる。
    • 表示場所
      チャット
  • tps
    /log tps <mcid>で現在のtpsとmsptを表示する。
    • 表示場所
      プレイヤーリスト
    • 関連項目

perimeterInfo

/perimeterinfo <coordinate> <mob>で利用可能。perimeterについて湧くことが可能なブロックを表示する。

  • <coordinate>
    perimeterの中心、プレイヤーが立つ座標を入力する。この座標を中心に半径128ブロ空の球体内に関して表示する。指定しなかった場合現在の座標~ ~ ~が指定される。
  • <mob>
    この<mob>が湧くことができるブロックを表示するようにする。指定しなかった場合すべての存在するmobが指定される。
  • 関連項目

profile

/profile [entities | health]/tick [entities | health]と同様の働きをする。詳しくはtickを参照。

player

/player [mcid] [action]で様々なプレイヤーに関する操作を行える。

  • [action]
    • attack
    • dismount
    • drop
    • dropStack
    • hotbar
    • jump
    • kill
    • look
    • mount
    • move
    • shadow
    • sneak
    • spawn
    • sprint
    • stop
    • swapHands
    • turn
    • unsneak
    • unsprint
    • use
  • 関連項目
action
  • attack
    /player [mcid] attack <conduct><conduct>に従って攻撃する。なにも指定しなかった場合、onceが指定される。
    • <conduct>
      • continuous
        連続的に攻撃させる。
      • interval
        /player [mcid] attack interval [count][count]gt毎に攻撃させる。
      • once
        一回だけ攻撃させる。
  • dismount
    /player [mcid] dismountで現在乗っているエンティティから降ろさせる。なににものっていなかった場合なにもおきない。
  • drop
    /player [mcid] dropで今メインハンドにもっているものを一つその場に落とさせる。
  • dropStack
    /player [mcid] dropStackで今メインハンドにもっているものを1スタックその場に落させる。
  • hotbar
    /player [mcid] hotbar [number]で今手にもっているスロットを[number]に変更させる。
  • jump
    /player [mcid] jumpでその場でジャンプさせる。
  • kill
    /player [mcid] killで対象をkillする。対象がbotである場合切断させる。
  • look
    /player [mcid] look [[pitch yaw] | up | down | north | south | east | west | at [x y z]]で特定の方向を向かせる。
    • [pitch yaw]
      ピッチとヨーを指定する。数字はそれぞれ-90から90の間でなければいけない。
    • up | down | north | south | east | west
      特定の方向を向かせる。
    • at [x y z]
      特定の座標に視線を向かせる。
  • mount
    /player [mcid] mountで一番近い乗ることができるエンティティに乗る。よみこまれているエンティティのすべてが乗れない場合、失敗する。
  • move
    /player [mcid] move [backward | forward | left | right]で指定された方向へ移動する。方向の中心および軸の取り方はexecuteで指定しない限り対象を中心とする。
  • shadow
    /player [mcid] shadowで全ての動作を引き継いで同名のbotを出す。[mcid]はbot以外でなければならない。
  • sneak
    /player [mcid] sneakスニークをさせる。
  • spawn
    /player [mcid] spawnでbotとしてplayerを召喚する。
  • sprint
    /player [mcid] sprintでダッシュさせる。
  • stop
    /player [mcid] stopで現在[mcid]/playerによって実行されているコマンドを全て停止させる。
  • swapHands
    /player [mcid] swapHandsでオフハンドとメインハンドを入れ替える。
  • turn
    /player [mcid] turn [back | left | right]で指定した方向を向かせる。方向はexecuteで指定しない限り[mcid]の方向を中心にする。
  • unsneak
    /player [mcid] unsneakでスニークを解除させる。
  • unsprint
    /player [mcid] unsprintでダッシュを解除させる。
  • use
    /player [mcid] use <conduct><conduct>に従って使用させる。なにも指定しなかった場合、onceが指定される。
    • <conduct>
      • continuous
        連続的に使用させる。
      • interval
        /player [mcid] use interval [count][count]gt毎に使用させる。
      • once
        一回だけ使用させる。

script

carpet内で動作するスクリプトを操作する。ゲーム内で作成することができるが、ここでは省略。

spawn

/spawn [subject]によって実行可能。spawningに関する情報および設定を変更する。

  • [subject]
    • entities
    • list
    • mobcaps
    • mobcapLocal
    • rate
    • tracking
  • 関連項目
subject
  • entities
    /spawn entities <mob_type>でmobcapの占有率や<mob_type>を指定した場合そのmob_typeに属するmobの座標を取得できる。
  • list
    /spawn list [coordinate][coordinate]に対して理論上湧くことのできるエンティティをその確率とともに一覧形式で表示する。
  • mobcaps
    /spawn mobcaps <dimension>で指定されたdimensionに対するmobcapを表示する。
  • mobcapLocal
    /spawn mobcapLocal [selector]でプレイヤーの周りに発生するmobcapを計測する。
  • rate
    /spawn rate [mob_type] [round][mob_type]の1tickに試行されるspawning回数を[round]の値に変更する。
  • tracking
    /spawn tracking [mob_type | action][mob_type]のspawn回数やspawn率を表示す。

tick

/tick [action]によりminecraftのtickに関する制御をする。

  • [action]
    • entities
    • freeze
    • health
    • rate
    • step
    • superHot
    • warp
  • 関連項目
action
  • entities
    /tick entities <tick><tick>gtの間読み込まれているエンティティの量や種類などを計算し、その上位を表示する。指定しなかった場合300gtで計算する。

  • freeze
    /tick freeze <true | false | deep | status>でゲームの進行を停止もしくは再開させる。

    • <true | false | deep | status>
      指定しなかった場合、truefalseのトグルになる。warp中であってもfreezeする。
      • true
        現在の状態がどうれあれ、ゲームの進行を停止させる。
      • false
        現在の状態がどうであれ、ゲームの進行を再開させる。
      • status
        現在ゲームが停止もしくは再開のどちらの状態であるかどうかを表示する。
      • deep
        deepではより深いタイミングでのfreezeを可能にする。
  • health
    /tick health <tick><tick>gtの間どの処理でmsptがどれだけ上昇しているかを計測し、その上位を表示する。<tick>を指定しなかった場合300gtで計測する。

  • rate
    /tick rate [count]で現在のtick rateを[count]の値にする。ただしtickはmsptに基づいて丸めて計算されるため正確な値が反映されるわけではないことに注意。

  • step
    ゲームが停止している最中に/tick step [count]で実行可能。[count]の数だけゲームを進める。このとき進める速さは現在のtpsに基づく。

  • superHot
    /tick superHot [true | false]で実行可能。プレイヤーが静止しているときのみゲームを停止させるsuperHotモードを有効にする。ゲーム「super hot」から。

    マルチプレイの場合、botを除く全てのプレイヤーが静止していなければゲームは停止しない。
  • warp
    /tick warp <count> <tail command>で最適化をしたうえでできるだけ最速で<count>の時間分だけゲームを早送りしようとする。<count>を指定しないもしくは0にした場合、無制限にwarpする。すでにwarpしている場合そのwarpを終了させる。

    また、warp実行中に/tick warp statusによって以下のことが確認できる。

    表示される情報
    • 実行者
    • 平均tps
    • 平均mspt
    • ゲーム内経過時間/実経過時間
    • 推定ゲーム内残り時間/推定実残り時間
    • プログレスバー

    <tail command>を通常のコマンド形式で入力することでwarpすべきtickが終了した時にそのコマンドを実行する。warp実行者に対して/execute as @sとして実行される。

    MCIDtest/tick warp 3600 say warp finishedとすることで3600gt後に/execute as test run say warp finishedが実行される。

    すでにwarpしている場合、そのwarpを上書きする。

track

/track [entity_type] [tracker]で実行可能。ただしscriptなしでは[entity_type]はvillagerのみとなっている。[tracker]によって表示するtracking情報はことなるが多いので割愛。

update-logs

latest

  • version : v1.0.1
  • minecraft : 1.20.1
  • carpet : 1.4.112+v230608
  • 変更点
    • /tickwarpおよびfreezeに関する情報の加筆
    • Carpet-FixesおよびIntricarpetの参考の追加
    • 表記の変更
    • バージョン表記の変更
  • 更新日
    23/10/26 UTC+9

previous

previous
v1.0.0
  • minecraft : 1.20.1
  • carpet : 1.4.112+v230608
  • 変更点
    • 誤字の訂正
    • /tickwarpに関する情報の修正
  • 更新日
    2023/10/16 UTC+9
v0.0.0
  • minecaft : 1.20.1
  • carpet : 1.4.112+v230608
  • 変更点
    • ドキュメントの作成
  • 更新日
    2023/10/16 UTC+9